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体の病気としての口唇ヘルペスと性病との関係

2019年10月11日
カプセル

体の病気としての口唇ヘルペスは、ヘルペスウイルス1型とよばれるウイルスに感染したことによって起きるもので、おもに唇や口内の粘膜などといった部位に、水ぶくれのようなつぶが多数できるという症状を呈し、痛み、かゆみをともなうことがあります。
体の病気である口唇ヘルペスをもたらす1型のウイルスは、従来は上半身だけに感染するとみられてきましたが、現在では体の至るところに感染することがわかっています。

いっぽう、性病としてのヘルペスもあり、こちらは性器ヘルペスとよばれるもので、同じウイルスでもタイプの異なる2型のウイルスへの感染によるものです。
患部は基本的に性器やその周囲ということになりますが、女性は腟内にまで感染してしまい、炎症をもたらすといったこともあります。
また、性病であるため大人になってからはじめて感染するようなケースも多く、この場合は水ぶくれのほかにも、高熱やリンパの腫れなどの、重い症状となってあらわれることがあります。

体の病気である口唇ヘルペスと、性病である性器ヘルペスは、ウイルスのタイプも発症部位も基本的には異なるものですが、オーラルの性行為によって、2型のウイルスが口内粘膜に感染してしまったり、あるいは逆に1型のウイルスが性器に感染してしまうといったケースも出てきています。

こうしたヘルペスに対する治療ですが、基本的には抗ウイルス薬を投与して、ウイルスの増殖を抑えるという方法をとります。
抗ウイルス薬には、腟内で使用する座薬のようなタイプのもの、患部に塗る塗り薬タイプのもの、経口摂取する内服の錠剤タイプのものといった、いくつかの種類がみられ、一定の期間は継続して使用する必要があります。